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Project A / ベジタブル・コミュニケーター事業 

「正晴会」旭の元気野菜移送ボランティア

地域の実態調査にもとづいて、最初に私達が考えた事業構想です。(H29年1月)

 

集落によって、農産物の出荷の足と買物の足に困る方々が増えています。

中山間地域内で農産物を集荷・販売(その後、市街地の市場に出荷)することで、双方の困り事を解決し、合わせてコミュニケーションを図って元気と心を繋ぐことを目指します。

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おいでん・さんそんセンターから、豊田市社会福祉協議会旭支所の「農業を通じた生きがいつくり」計画を紹介頂き、まずは出荷の足を担うことにしました。(H29年3月)

旭地区の敷島自治区の取組を支援する組織・団体が集まって「正晴会」を立上げ、「続けるための課題出しを目的に、山菜の出荷からやってみよう」と始めました。
(H29年4月)

 

当団体は、集会所(2箇所)の集荷からスーパーやまのぶさんによる買取までの移送と伝票処理を担当しています

開催:毎週土曜日

集荷:8:30AM 太田区民館

   9:00AM 敷島会館
出荷:やまのぶ四郷店・梅坪店

安全・環境・経済性を考慮し、

燃料消費量・ルート(距離・勾配)・ドライバー差などのデータを収集しています。

現在は軽のHV車を使用していますが、中山間走行に適した電気自動車と電源システム、野菜の移動集荷販売に適した車体改造などのアイデアも検討中です。

山菜の出荷を通じて、収支や課題等、貴重なデータが得られました。

続けるための課題抽出と改善議論をしながら、通年データを蓄積していきます。

当団体にとっては、地域の人との繋がりを持てたこととボランティアの支援で続けてこられたことが大きな成果です。

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​現在(2019年)の取組

プロジェクト活動も地域の人からの要望にお応えし、2019年で3年目を迎えました。

今年からはこのプロジェクトを持続事業モデルにする必要があります。将来的には地域の小仕事(地元の若い人の雇用)を創出したいのですが、まずは2年間で経費の自前化を図っていきます。

​「規模の経済」は難しいので、共助互助を取り入れた「絆経済」を目指し、関係人口の拡大による相乗効果型の収益改善を図ります。

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これからは、出荷農産物の付加価値を向上させるともに、共助互助ができる仲間作りを一段と進めたいと思っています。

例えば、消費者ニーズに合わせて小分け・包裝したリ、説明ラベルを貼ったり、農産物を加工品にして付加価値を高めたいと思います。

・さらには、直接買ってくれるレストランを捜したり、新たな生産者仲間として定年退職者の家庭菜園との連携など、賛同者ネットワークを作りたいと思っています。

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2019年(平成31年/令和元年)の活動事例です。

ほぼ計画通りの改善ができました。

​何よりも、新たな仲間が増えたこと、つながった皆様と合同のイベントが開催できたことが私達の今後の活動における大きな経験と財産になりました。

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2019年(平成31年/令和元年)の活動結果です。

 

収支が3割改善し、「補助金なしでも活動経費を自分たちで捻出する目標」に向けて頑張っています。

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